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朝〜夜/クロノタイプ
沙羅双樹の花の色が語ったのは、盛者必衰の理であった。
しかし、明けない夜はない、暮れない陽もない。
光と影、陰と陽は絶えず入れ替わり、ダイナミックにリズムを保つ。
天体の周期に呼応して、ヒトも含めほとんどの動植物や細胞たちも、
体内に時計を持っている。
それは50%は生まれつきの遺伝子で決まり、
50%は生活環境で決まると云われている。
今回の結果では、どの時間帯だっただろうか?
これはそなたの体内時計の嗜好であるクロノタイプだ。
あかつき… 朝型
午前 … やや朝型
真昼 … 中間型
夕暮れ … やや夜型
宵闇 … 夜型
【各クロノタイプと養生】
●あかつき〜午前:朝型
朝型の人は、勤勉で運動量も多く、健康感や幸福感も高い傾向にある。朝起きるのが苦にならないのであれば、運動や掃除・料理などのからだを動かす家事を朝食前に軽く行うと運動効果が上がって良い。もし、早く起きすぎるなどが起こっている場合は、夜にしじみを食べたり、アルコールやタバコ、カフェインを控える(特に夜間)、日中にしっかりと光を浴びるのがおすすめだ。
●真昼:中間型
社会の中では中間型の人が一番多く、バランスが良いタイプだ。朝型&夜型と比べて、睡眠の質が高い傾向にある。朝〜中間タイプは朝ごはんもちゃんと食べる人が多い傾向にあるが、もし可能であれば野菜や果物などで朝にビタミンを摂っておくと栄養効果をたっぷり活用できて良い。
●夕暮れ〜宵闇:夜型
変化に強く、新しいことを始めるのが得意なのが夜型の傾向だ。時差ボケにも強い。夜のパフォーマンスが格段高いが、逆に朝がつらくて食欲も無いため、朝食欠食が多い傾向にある。まずは朝起きて1時間以内に軽い栄養摂取(牛乳や野菜ジュース、プロテインドリンクなどドリンクでも良い)を行うと、体内時計が整いやすい。ベッドにスマホを持ち込まない、寝室のライトを暗めにするなどして、15分でも良いので早く寝てみると、調子が整ってくる。
それぞれに個性があり、どのクロノタイプも大切な存在だ。
生活環境の変化や、年齢が変わると変化するものだから、
時々、チェックしてみてほしい。
どの結果にも、良し悪しはない。それぞれに長所がある。
その傾向を知り、自分らしい暮らしを見つめていこう。
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